“ものづくり”の現場Business
Manufacturing process製造工程
原料からの一貫体制で、
高品質な量産体制を実現。
射出成形用セラミックスコンパウンド製造から射出成形品になるまでの工程を、写真を交えながら解説しています。
原料から成形、加工、検査までの一貫体制により、高品質なセラミックスコンパウンド、
複雑形状の成形品の量産体制を実現しています。
Step.1射出成形品の原料となる、セラミックスコンパウンドを製造
用途に合わせて原材料を混練
東ソー・セラミックスでは、大小様々な混練機を用いて、数キロから数十トンまで、お客さまのニーズに応え生産を行っています。
精密に管理したプロセスを経て製造された、高品質なセラミックスコンパウンドは、電子機器、医療機器用材料等々、国内外の様々な製品に使用されています。
Step.2射出成形品を製造
1.射出成形
射出成形とは、軟化する温度に加熱した材料を、射出圧を加えて金型に流し込み、成形する加工法で、複雑な形状を含め多様な形の部品を、連続して素早く大量に製造することができます。そのため、日用品をはじめとして幅広い分野の製品で利用されています。
東ソー・セラミックスでは、弊社所有のコンパウンド技術をベースに、精度の高い精密セラミックス成形を得意としています。
2.脱脂・焼成
脱脂・焼成工程では成形・加工を終えた製品を焼き固めます。
セラミックスの特性を最大限に引き出すために、炉内の温度管理の徹底を図っています。
Step.3検査・出荷
品質保証
出荷する製品の品質がお客様の要求事項を満たすように、品質保証部門では検査員による外観検査(顕微鏡検査)をはじめ、様々な測定機器を用いて各種物性の評価を行っています。